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ニートの増加は何が問題なの?1

ニート=「働かない若者」問題がクローズアップされてから久しいですが、ニートが増加することは個人にとって、そして社会にとってどのような問題を含んでいるのでしょうか?また当問題の解決策はあるのでしょうか?

ここではニート増加の問題点と解決策について見ていきます。

ニートは増加しているの?

まず現在の日本のニートの現状についてですが、2017年時点では、約54万人いるとされています。実は人数は徐々に減少を見せています。

割合はここ数年ほぼ横ばいとなっています。つまり、人数自体は減っているものの、割合は変わっておらず、引き続き社会問題となっているのです。

ニートが高齢化している

ニート( Not in Education, Employment or Training, NEET)とは、就学・就労・職業訓練のいずれも行っていないことを意味する用語である。日本では、15〜34歳までの非労働力人口のうち通学・家事を行っていない者を指しており、「若年無業者」と呼称しています。

ニートの年齢の定義は「15~34歳」とされておりますが、最近は35歳以上のいわゆる「中高年ニート」の人数が増加しており、問題視されています。

現在の日本におけるニートへの就職支援は、公的な支援も民間による支援も、ニートの定義に当てはまる若年層への支援が中心だからです。

よって年齢を重ねれば重ねるほど無職からの就職が困難であることから、高年齢の無職者が増えていることも推測できます。

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